撞楽:ストップショット

提供: 球辞苑
移動先: 案内検索

センターショットもそうだけど、的玉に当てた後、手球を「びたーー」っと止めるショットをストップショットと呼んでござるなっ。

Centershot.jpg
手球がびたーーっと止まって、的玉がポケットに吸い込まれるってのは、とても清々しいぃ~。

ストップショットの原理

ストップショットのお話で記載したので、みておくんなまし。

単純なストップショット練習

まず、こんなストップショットをしてみましょーう。
センターショットみたいな難しいショットはしまへん。下記の3つのパターンが出来ればまずはOK!
Stopshot001.jpg

  • その1
  • その2
  • その3

上記ストップショットは、結構基本です。「その1」と「その2」は確り止められることが望ましいぃ。
注意点どすが、

  • 撞点力加減(中くらいの強さ)を一定に!「その1」は撞点ちい下で中くらいのショットでいつも撞くとか、その3は、中くらいのショットで、その1のショットより撞点は下とかね。
  • 1回出来たらOK!とかじゃなくって、少なくても3回は連続で出来ること
  • ストップせずに、ちっと手球が動いたなぁーぐらいはOK!びたーーっと止めるのも大事だけど。

色んなストップショットの練習

(あ)

Prac001.jpg
的玉が近い目。左右のコーナー、サイドポケットへ。

(い)

Prac002.jpg
的玉ポケットの距離を、ちょっとずつ伸ばしたショット。

(う)

Prac003.jpg

  • Aの位置に①番ボールを置いてストップショット。
  • Aの位置で入るようになったら、Bの位置で(手玉は同じ位置)
  • Bの位置で入るようになったら、Cの位置で(手玉は同じ位置)

これをDまでやる。Dの位置は、いわゆるセンターショットなんだけどね。

--
下記は、上記練習が普通に出来るようになったらチャレンジしてみましょーお。

強弱の変化

上記練習は、撞点と力加減をいつも一定で撞く練習。
たとえば、

  1. その1の場合
    • 撞点:1タップぐらい下
    • 力加減:中くらい(5)
  2. その2の場合
    • 撞点:2タップぐらい下
    • 力加減:中くらい(5)
  3. その3の場合
    • 撞点:MAX下
    • 力加減:中くらい(5)

力加減のところにでてくる「(5)」は強さを10段階表示してます。中くらいだから「5」って表記にしてみた。
まず、これがベースです。

強く撞いてみる

上記その1の配置で

  • 撞点:1タップぐらい下
  • 力加減:強く(8)

で撞いたらどうなるでしょ?
これだと「引けて」しまいます。なぜに引けるか?それは、強く撞いたことによって、「中くらい」で撞いた時よりも「下の回転」が多くかかってしまったから。
つまり、力加減だけで「下の回転」を多くしたり少なくしたりすることが出来るんですなっ。
では、「強く撞きたい」場合は、どうすればストップが出来るでしょ?
答えは、「撞点はもう少し上げる。つまり半タップ下とかにしてみる」が正解。あんまり引けない撞点にしてあげるだけですなっ。

弱く撞いてみる

「中くらいの強さでストップショットが出来る撞点が分かる」状態ですな。では、上記「強く撞く」とは逆に「弱く撞きたい」場合は、どうすれば良い?
先ほどの「強く」とは逆に、撞点を少し下げれば良いってことです。
弱く撞くから下撞いてもあまり引けない。だからもう少し下を撞いてあげる。 つまりは、力加減と撞点って、かなぁ~っり密接な関係になっとるってことですなっ。

強弱を変えてストップショットをしよう

Stopshot002.jpg
ストップショットの撞点選択。表は、右方向が「ショットの強さ」。下方向が「最初に紹介した『その1』~『その3』の配置」。
強く撞く 中くらい撞く 弱く撞く
その1 半タップぐらい下(1) ちょっと下(2) もうすこし下(3)
その2 ちょっと下(2) もう少し下(3) 結構下(4)
その3 もう少し下(3) 結構下(4) MAX下(5)

表中にある()内の数字は、右にある手球の撞点の数値。あくまでもイメージなので、ここを撞かなきゃいけないってことではないです。こうゆう風に撞点を色々変えることにより、下の回転の制御が出来るんだなぁーってことがイメージで分かれば良いだけです。
なお、こういった撞点の変化と力加減が制御出来るようになったら、それはA級なんだろぉーなぁ~と思う今日この頃。