セブンシステム

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システム概要

ビリヤードシステムにおいて、ファイブアンドハーフとならぶ基本システム。びっくりするぐらい使えます。


要約

キュー尻の方向、キュー先の方向がわかると、手玉がどうゆう軌道で進むかが計算できる技。ひねりなしで、撞点が真上。結構精度が高い。

システム計算方法

セブンシステム計算

撞点

真上

簡単説明

まずは簡単に説明.。黒の5のところから、灰色30の位置に向けて、撞点真上で撞くと赤の6のところへ戻ってくるよーってシステム

詳細解説

図の凡例説明。
バックが黒で数字が白:(あ)キュー尻の方向の数値
バックが赤で数字が黒:(い)手玉の3クッションの入る位置
バックが灰で数字が黒:(う)手玉の狙う方向

上記(い)の数値は、(あ)の数値間隔のちょうど2/3になります。(い)の数値間隔は、(あ)の5~7の間隔を3等分して数値を振った感じです。


まず、こうゆう配置をイメージしてください。

  • 手玉が(あ)の位置でいう「5」にあります
  • 的玉が(い)の位置でいう「6」にあります
  • 手玉と的玉の間には、他の玉があり、直接みえない

この場合、どうあがいてもジャンプかクッションを使うしかない。ジャンプは・・・ってことで、クッションを考えたと。このとき、手玉をどこに向けて撞けばよいかな?という時につかうシステム。


計算方法
(あ)×(い)=(う)
ものすごく単純な計算です。5の位置から30めがけて撞くと、6に行くと。5×6=30ですからね。
左に1ひねり加えると、6に行かずに7に行きます。

気をつけること

5の位置から30をめがけて撞くと、6の位置にきます。が、30のポイントめがけてというところに気をつける点があります。ポイントってのはテーブルの外側にふってあります。ですから、30めがけてつくと、実際には30のポイントより右側に手玉がクッションに入ります。これが正解なのですが、これを勘違いする人がたまにいます。気をつけましょう。したがって、3クッション目も同じです。6の方向に手玉が入ってくるというシステムです。6の位置はテーブルの外側の位置ですから、しっかり6にはきません。きをつけよーう。

おもろいこと

左1ひねりって、短クッション間で行うと、撞いた位置より1ポイント左に手玉が戻ってくるひねり具合です。でも、セブンシステム上で左1ひねりしても、この距離は詰まります。2/3程度に詰まります。5の位置から30めがけて左1ひねりすると、6ではなく7に来ます。第3クッション目の6と7の間の距離って、キュー尻時の5と6の距離より2/3程度短くなってます。